芒種 末候「梅子黄なり(うめのみきなり)」

芒種_末候

梅の実が熟してくる頃。
つゆの語源に諸説あり、「露」からだとも「漬ゆつゆ」(梅の実が熟してつぶれる様子)からだとも言われている。
また、この季節に栗の花が咲き散ることから、梅雨入りのことを栗花落(ついり)ともいう。

新暦では大体6月16日から6月20日頃。

芒種 初候「蟷螂生ず(かまきりしょうず)」

芒種_初候

カマキリが卵から孵化する頃。
孵化した幼虫は、成虫のカマキリとほぼ同じ姿。
直線的に短い距離を飛ぶことはできるが、飛行は苦手なので
羽根を扇状に広げて威嚇に使う。

新暦では大体6月5日から6月9日頃。

芒種とは、穂の成る植物の種を蒔く頃。
稲や麦などである。
芒(のぎ)とは、稲の穂先にある突起のこと。